Everything happens to me

色々な事が起きてる身の回り。退屈なような毎日だけどアウトプット中心に記録してます

振り返っても仕方ない事

振り返って反省しても実にならない事もあると思っている私。その一つにリーマンショックで狼狽?売りして損を出したことです。

  1. その時の背景
  2. 売りかそのまま持つか
  3. 今、振り返って結果を見ると
  4. 最後に

1. その時の背景


素人の私にとっては突然リーマンショックが起こって、どうしたらいいんだろう???と思っているうちに株式が暴落しました。株価暴落も1日してならずだった記憶があります。1日で一気に下がるところまで行きません。もちろん目一杯下げますが、何日も大きく下げ続けるのです。そんな中で私も含め人間は不安になりますよね。何度も言うようですが、素人なので知識も情報も今より少なくて、それにも増してびっくりしてしまい初めは様子を見ていましたが、売ってしまうか、持ち続けるか・・かなり悩んだと言う事を覚えています。

2. 売りかそのまま持つか


実は私は何もわからず、株式投資を長期投資スタイルで始めました。アイデアとしては積み立て貯金をするように好きなタイミングで買い増すと言うことです。(売ることはなく持ち続けることで配当を貰う。まずは株価の動きや会社について勉強していました。配当がもらえるのも封書で連絡が来て初めて知ったほどです💧)貯金だと生活費に困ってすぐに引き出してしまうので苦肉の策で始めたのです。その時、多少みなし益が出ていたのでどうゆう訳か

「相殺してゼロになってもいいか」

と考えていたのが、今じゃ考えられません。今、その時の自分にツッコミを入れるなら

「その決断は間違っていた」

と言うでしょう。後になって株価がボトムを超えて戻ってきたときに損切りをする決断をします。結果として私は中途半端だったのです。売るのであれば遅すぎたし、持ち続けるのであれば売るべきではありませんでした。自分に対してだから間違っていた、正解だったと突っ込めますが、人それぞれスタイルが違います。投資金額でも違うと思います。あくまで私が自分を振り返って考えた事なので、また時を重ねれば違って来るかもしれません。



3. 今、振り返って結果を見ると



何度も言うようですが、かなり悩んで色々と情報を集めた記憶があります。でも、社会的にもパニックになっていたのでコメントも色々ありすぎてあんまり参考にならなかった・・かも。とにかく、下げ止まるのを待ちました。もちろん、みなし損は沢山💧でますが、売らなかったら確定ではありません。みなしです。そう自分に言い聞かせてドキドキしながら毎日株価をチェックしていました。私の決断は間違っていたけどその後、カバーするにはどうするかを考えていました。その時に注目した点は3つ。

1)しっかりボトムを打つまで下手に動かない
2)上昇してもしばらくしてから損切りする
3)損切りで戻ってきたお金を必ず投資する

(1)は新聞やWEB、ニュースなんかを見てボトムだと言う論調が出てくるまで売買できないと考えました。今はボトムで購入できるんだったら買うのですが、(笑)その時は『何が起こるかわからない』と言う気持ちでいっぱいだったのです。これ以上、下がもう無いだろうと言うだけでなんだか少し明るい気持ちに。

(2)はどこで損切りするかです。こうやって今文章にすると読んでいて矛盾しているように思うでしょう。上昇してきたらわざわざ損切りしなくていいんじゃない?って。違うんです。投資スタイルを変えたからなんです。それまでは、長期でと考えていましたが、自分の性格では怖くて長期では持てないと判断しました。毎日貯金が減っていく・・って考えちゃうんですよね💧それにボトムがあるんだったらいつか天井が来るだろうとも。なのである程度のみなし利益が出たら利益確定売りをしていこうと考えたのです。それには確実に上昇の波に乗る必要があったので上昇してきたところで損を確定して現金を確保して仕切り直したと言う事です。あまりボトムに近いと現金が少なくなってしまいますからね。これは本当に勘しかなかったのです。

(3)損切りは新しい買いとセットにするというルールを自分で決めました。現実は厳密にその日のうちに売って買って・・ではなく、必ず近いうちに再投資すると言う事です。現金だけ置いておいても減りはしませんが、それでは損は取り戻せないと考えたからです。

最後に

信用取引や貸株などはせず、自分で動かせるお金に最大限、働いてもらうことを今でも意識しています。今はETFだけではなく色々な個別株、投資信託にも少額で挑戦しています。必ず肝に銘じますが、訳のわからない会社、知らない会社の株式は買わない。例えば銀行は知っているようで謎が深いので手出しができません。今まで色々なスタイルを試してきました。毎年経済が変化すると同じで同じスタイルでは上手くいかないことも多いように感じています。

ここまで書いてきた事って、振り返ってもしょうがないよなあ〜・・っていつも思いますが悔しさは残ります。笑 そんな時1冊の本を読んで気持ちのモヤモヤが晴れてきました。



「マンガーの投資術」デビットクラーク著

楽天ブックでは:

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昔の話もあってそれはそれで、そう言うこともあったのね〜程度ですが、読み返す度に発見があったり、気づきがあったりして素晴らしい。どう言うことを調べると良いのか、新しい見方や思いつきがあり楽しいです。投資術とありますが、ハウツーモノではなく読み物として気に入っています。