愛犬を失って思うこと

やっぱり永遠に一緒にいたいと思うんだよね〜。人間っていうのはそういう生き物なのか・・って初めて強く思った。３５キロオーバーの超大型犬だったので大変なこともたくさんあったし、いつも『条件』として考えずにはいられなかった。旅行やレストランはもちろん制限される。楽しい散歩でさえも周りの人の事を考えて「事故があってはならない」という緊張感から解放されることはない。きっと犬を飼った事のある人はわかってもらえると思う。そういう色々制約がかかっていたからこそ内容の濃い時間になったんだろうか？って思って見たり。真実はその人次第だから、私がそう思えばそうだろう。ワンがいなくなっちゃったら・・って想像できなかったけど。
今考えれば、小さな事柄で「あそこに行きたいとか、あのレストランに行きたい」とかそういうのはいっぱいあった。正直、「ワンコを連れているから行けないんだ！」と責任を転嫁することもあった。でも、彼女がいない世界がこんなに厳しい世界とは。自分の生きる力や生きていく事（夢とか目標）を見直して、自分をしっかり持って頑張って行かなければ太刀打ちできないと思うほど険しい。そういうことが理解できたからこそ、もう一度自分の人生を頑張りたいとやっと思えるようになった。これが愛を受け取っていた事なのかもと今は思う。